オーストラリアの大学に留学したいあなたへ!事前に知っておきたいこと
◆留学先としてアメリカに次いで2番目に人気がある、オーストラリア!
白い砂のビーチ、かわいい動物、広大な自然、陽気な人々…など、魅力いっぱいの国です!
私もそんなイメージで、留学したいと思いました。
せっかくなので、今回は私のオーストラリア留学の経験について書きたいと思います。
◆まず、そもそも入れるのか?入学の基準は?
オーストラリアの大学にも、日本の大学と同じようにランキングというものがあり、当然ながらランキングが上の大学ほど入学の基準は高くなります。
「Times Higher Education」の世界大学ランキングから、オーストラリアの大学ランキングも見られます♪ 私が卒業したタスマニア大学は301~350番目なので、そんなに高くないですね!笑
しかし、聞いたことあるかもしれませんが、外国の大学は『入るのは楽だけど、出るのは一苦労』というシステムです!
商売上手ですよね、特に留学生は彼らにとってはいい金づるなのです(ひどい言い方ですが、事実です!)
私の場合、入学には高校の成績と『IELTS』というTOEFLのイギリス版のようなテストで『5.0』以上のスコアを取る必要がありました。
「5って低くね?」と思うかもですが、当時の私にはこれが結構大変でした…
N●VAに1年間通い詰めて、なんとか取りました…
◆現地で英語まみれになるのが、一番の上達方法
しかし、後になってもっと良い手があったことを知りました!
それは、IELTSスコアが取れないと日本で粘らず、オーストラリアに来てしまうという方法です。
0.5~1.0足りないくらいなら、日本で英会話にお金をかけるよりも、思い切ってオーストラリアに行ってしまい大学付属の英語学校で学んだほうが、よっぽど早く英語力が伸びます。
その方がお金も節約できます!
英語力に不安もあるかもしれませんが、英語力は現地の英語まみれの環境で最も効率的に伸びます!
または、フィリピンなど物価が安い英語圏の国で英語学校に通うと、かなり節約になるみたいですね。
ただ、リゾートで遊びすぎると英語力上がらないので、そこだけ注意ですかね!笑
私の場合、その辺の情報を知らずに、
①N●VA → ②外国語専門学校 → ③大学付属英語学校 → ④大学付属英語学校ファウンデーションコース → ⑤タスマニア大学 学士課程
という、けっこう高額なコースに行ってしまいました…
本当に、もったいなかったです!
◆ファウンデーションコースは、日本人はみんな受ける必要があるの?
見事スコアを取ると、ほとんどの人が大学付属の英語学校で『ファウンデーションコース』を取ることになると思います。
日本などの国は、高校卒業までの学年数がオーストラリアに比べて1年足りないため、多くの場合受けることが求められます。
しかし、私の友人はファウンデーションコースを取らずに学士課程に入学していました。
どうやら、高校の成績と、IELTSスコア、入学先の大学のレベルと交渉次第では、ファウンデーションコースを取らなくていいケースもあるようです…!
ファウンデーションコースはそんなに難しくないですが、しっかり授業に出席して提出物をこなさなければ、落ちることもあるんだろうと思います。
◆晴れてオーストラリアで大学生! 自由度が高い単位選択は、どうする?
ついに大学入学!ここで重要なことが2つあります!
① 単位(ユニット)の選択
他の大学でも、専門的なコースではなく『科学』など大きなくくりの学部であれば、同様にフレキシブルな単位の選択が可能な大学はけっこう多いと思います。
多くのオーストラリアの大学では、1年間で8つのユニット(単位)を取る必要があります。
私がいたタスマニア大学の科学部では、そのうち最低4つのユニットを自分の専攻(メジャー)にしたい科目から取れば、他の半分は文系学部の科目であっても自由に選択できるというスタイルでした。
つまり、言ってみればどんな単位を選択したかによって結果的に自分の専攻が決まってくるという自由さもありますが、一方もちろん1年目にこのユニットを取ってなかったため2、3年目になってこのユニットを選べない…という事になる可能性もあります。
そのため、入学時に3年間のプランをある程度決める必要があるのですが、そのために入手したい情報が2つあります。
★ 学部のユニットプラン専門員に相談
まず見つけたいのが、自分の学部のユニットプラン専門員という人です。
将来こういう仕事がしたいなら、こういう風に単位を選んだらどうですか~という相談にのってくれる場所です。
★ 日本人在学生または卒業生からの情報
私がいたタスマニア大学の世界ランキングは301~350番目と、そんなに高くないと紹介しましたが、それはすべての学部の平均の話です。
大学によって強い分野と弱い分野があり、強い分野の科目を選択するとレベルが高いため、単位を落とさずに無事卒業するために必死に勉強する必要があります。
タスマニアはオーストラリアの中でも南極に最も近い場所に位置しているため、海洋学や海洋生態学が盛んな大学であり、それに関係する動物学や海洋生態学のレベルが高くなっています。
実際、動物学では半分くらいの学生が普通に単位を落としていました。
教授によっても、親切にフォローアップしてくれる教授と、聞きに行っても大して教えてくれない教授もいます。
こういう話は、その学部の日本の在学生や卒業生から聞き出すのが一番です。
日本の在学生や卒業生がいない場合は、英語がセカンドランゲージの留学生の在学生や卒業生を探したほうがいいですね。
※私の場合は『単位を落とさないこと』も重要でしたが、せっかくオーストラリアの大学まで来たし取りたい科目取りたかったので、動物学の科目があるセミスターは他の科目を出来るだけ手抜きしても落ちないような地理や環境学の科目を選ぶようにしていました。その辺のバランスが重要です!
② 支払い期限までに授業費をはらう
次に忘れてはならないのが、『授業費』!!
英語学校から上がって大学に入学する場合、オーストラリアの大学では学費は授業が始まってからでOKなところが多いと思います。
それは、『授業のお試し期間』がしっかりと設けられているためで、生徒はその間に興味のある科目の授業に顔を出し、良さそうだったらそれに決めるという事ができるのです!
私も実際セミスター始めにはいくつか興味のある科目を掛け持ちし、内容や教授の雰囲気を確認して、その中から4つの単位を選択していました。
ただ、そうやって忙しくしている間に授業費の支払いをうっかり忘れてしまうと大変なことになります!!!
オーストラリアの大学は、期限を守らない生徒には無慈悲です。
※留学生の場合、授業費を払わないと、その時点で学生ビザも取り消しになるため、即刻オーストラリアから退去することになります。
そういう目にあってしまった人も、実際にいました。
選択するユニットが決まったら、忘れないうちに授業費を払っておいた方がいいですよ!
日本円→オーストラリアドルの振り込みに時間がかかったりもするので。
いかがでしたか!?
なんとなくイメージついた方、逆に不安が増大した方も…?
私はオーストラリアで四苦八苦した経験が、いまも人生の糧になっているので、
皆さんもぜひ、オーストラリアでしかできない経験をたくさんして、
たくさんの人と出会って語り合って、自分の世界を広げてみてくださいね♪
あそう
0コメント